ねこぢる草 感想

漫画もアニメも見たこと無いけど、ねこぢる草観た。DVD5000円くらいしたけど買っちゃった。

序盤のトリップ感には圧倒された。音が...怖い。
20分くらいで飽きてきたから、30分のアニメで助かった。
トリッピーな映像作品って貴重。
迷宮物語とちょっと似てた。サーカスとか。

内容の解釈は視聴者に任されてる感じだけど
子どもに無関心な親の元に生まれた子どもたちは、死も生も実感できない、それを確かめるために命を奪っているのかも。カブトムシとか。
子どもたちは、人間としての自分と、動物としての自分の中にある暴力性、矛盾に苦しむ。
命ある人間はもちろん生き物だけど、それを作った神様からすると、もちろん人間も「作り物」でしかない。
時間を巻き戻すシーンを見て思ったけど、時間をすすめることができないか否かは、「一時停止したかどうか」。
クジラは意味不明だけど、長く生き深海にも潜るクジラだったら超能力の1つくらい使えてもおかしくないのかも。
あのクジラ≒神様 かな?
ま、クジラは人間と口はきけないけど。でも人間には象のように優れた鼻がないから、もし象が
”如何にカレーの香りが豊かで味わい深いか”をふんだんな語彙と、綻びのない丁寧な日本語で語ってくれても、結局理解できないでしょ。
目が見えない人に空の青さを伝えられない云々と一緒。
だからクジラが何を見て何を知っていても俺たちには伝えられない。
だからこそ他人の言葉には耳を傾けないといけないね?
言葉を話せる人間だけが知能が高いわけじゃない。
時間というのは各エネルギーの位置みたいなもんだと思う。
俺の脳みその中で神経間のインパルスによって移動した分子だか電子だか何だかが、その時どこにありますよっていうのが宇宙で。
何時何分何秒に、誰々がどこにいましたっていう情報が存在するならその時頭の中で何を考えていました、っていうのもまた情報として記録することができる。
だけど、「感じる」っていうあまりにも曖昧な「気持ち」ですらない何かは、本当に脳の中に残っているのかな?
心臓や内蔵で感じたり、髪の毛の先で思ったり、眼球の奥で語ったりすることが人間にはあって、あれに原子や粒子やダークマターは本当に関与しているのかな?と俺は思う。
その時伝えきれなかった何かが宇宙から消え失せて、次やり直す時に誤差を産んで正着に戻っていくというか、現在のほうがずれているというか。
何をいいたいのか自分でも分からなくなるくらいには金払った価値は、まああるといっていいアニメだったな。

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